リスティング戦略|webコンサルティングブログ
大阪で一番SEO対策に強いスリードットがお届けするブログです。WEB上にまつわる事はもちろん、その他有益な最新情報をお届けします。
CPA至上主義
弊社でもリスティングの運用代行は行っておりますが、再度リスティング運用に関して見直しを図っています。お問合せを頂く一番多い要望としては、これまでのCPAが維持できなくなったという事です。そのCPA至上主義という考え方が、通用しなくなってきているのではないか?と思うのです。当然ながらCPA=獲得単価は重要な指標に違いないのですが、このブログでも何度もお伝えしておりますが、何か一つリスティング広告を回してみるだけで、求める成果が出せる時代ではなくなってきております。背景にあるのは、ユーザーの情報量が増えている事や慣れがあります。要するにユーザーが成長している訳ですから、こちら側も成長しなければなりません。
集客単価
一つ一つのリスティング広告を切り取ってみても、なかなか限界がある昨今、弊社では集客全てに掛かった費用を、獲得した新規患者件数で割る事で、集客単価として捉えています。今やWEB広告だけでも数多くありますし、さらにはそこに紙媒体や、最寄り駅への看板設置費用など、集客ツールはいくらでもありますが、問題はその一つ一つの成果が見えづらいという事です。という事は発想を変える必要があります。一つ一つの成果を追い求めるのではなく、合わせ技でいかにパフォーマンスを上げていくのか?ターゲットとしている患者さんも、一つの広告だけを見て意思決定をしている訳ではありません。色々な場面で先生の事を認識し、決断をしているだけです。最終的な決断に至ったものがWEB広告だったとして、それまでに数多くのアプローチがあったからこそ、実ったと言っても過言でありません。そんな状況ですので、全ての集客ツールを合わせ技で精査していく必要があるのです。
目標獲得単価
しかしながら、成果を曖昧にしろという事ではありません。どのツールがパフォーマンスが良いのかはジャッチしなければなりませんし、その組み合わせが効果的なのかも追いかけていかなければなりません。その際にひとつ指標としてい頂きたいのは、やはり目標獲得単価です。弊社では、売上の5%を基準としています。弊社がご支援している歯科医院では、自費診療の患者さんを獲得すると1件当たり30万の売上ですので、5%の15,000円が目標獲得単価となります。この数字を意識し、実際に月毎で精査して、パフォーマンスが見合っているのかどうかを判断しています。
最後に
WEB広告の良いところは、全ての数字が見える事です。しかし、WEB広告だけで完結しない今、リアル媒体との合わせ技で、アプローチする必要がありますね。